タビと道づれ、かみちゅ!聖地巡礼・尾道・福山(西日本旅行4日目) その3
2013年8月25日(日)
まずはかみちゅ!の神社のモデルのひとつとされている御袖天満宮へ。アニメのような長さではないけれど石段が続きます。
石段を登り切った!と思ったら…
さらに石段が続きます。こういうところはかみちゅ!と同じかもw
たくさんの石段を登ったということは、それだけ良い風景が見れるということです。かみちゅ!ほど高くはないけれど、尾道の街が見渡せます。境内で参拝していると、木々の間から光が差し、神々しい風景が広がっていました。かみちゅ!の舞台にふさわしく、神さまがいることを感じさせる雰囲気でした。
参拝を終え、狭い歩道と家々の間を抜け、いくつもの坂を超えて東へと向かいます。目指すはゆりえ様の家!島ではなく、本州側にそのモデルの家はありました。
アニメの中の風景が目の前に広がり、まるでかみちゅ!の世界に入り込んだような感じがして興奮してしまいました。ここでゆりえ様は、神様と中学生という大切な時間を過ごしたんですね。
ゆりえ様の家から坂を下りていると、しまなみ海道の新尾道大橋が目の前に。
千光寺公園からは小さく見えていたのにいつの間にかこんなに近くに来ていたんですね…
今度は線路沿いに尾道駅方面に進みます。
ここも実は聖地だったりします。尾道の坂の街を味わうことができるルートでした。
市街地に降りると、映写機が。
ここは「おのみち映画資料館」で、様々な映画のロケ地となった尾道の資料展示が行われているそうです。
夕日を浴びながら、かもめがなく穏やかな海辺を歩いて船着き場を目指します。
福本渡船フェリー乗り場。対岸の向島に渡るフェリーのひとつで、乗降が終わったらすぐに出発して頻繁に行き来しています。料金も大人60円と手頃で、頻繁な運行にもかかわらずたくさんの地元の方が利用されていました。欠かせない足となっています。
船上からしまなみ海道方面。
向島側のフェリー乗り場。タビと道づれ2巻の表紙に使われています。
船上から。船のエンジン音と、穏やかな風と時間が流れます。
船上から夕暮れの尾道。海、街、坂、山の風景は郷愁あふれます。
船を降り、尾道駅へ。日は沈んでいましたが、なんだか名残惜しくて駅前の海辺の公園で夜の海を眺めながらベンチでくつろいでいました。少し涼しくなった空気と、尾道のやさしい光と海風が包み込んでくれてとても落ち着きます。歩きに歩いた尾道でしたが、日本人が思い描く故郷の風景のひとつがここにある気がして、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
その4へつづく…