美夜島から見た風景

アニメや漫画の感想や、アニメの聖地巡礼、旅行記、居酒屋探訪などを記した雑記帳。

静岡・浜松・岐阜・岡山(青春18きっぷの旅1日目)

今回は春の青春18きっぷを利用して、瀬戸内の旅に出ます。

横浜駅6:35発の東海道線に乗り、熱海へ。小田原から熱海の間の車窓からは相模湾が見え、旅情を引き立てます。熱海では短い時間の中で階段と通路を移動し、浜松行に乗り換えます。18きっぷの期間中ということもあって、スーツケースを持った人がたくさんいて車内は多くの人が立ち乗り状態でした。曇り空で富士山は見えませんでしたが、由比の海と山の間は見どころがありました。清水を過ぎると住宅地が続き、東静岡からは街並みも都会になっていきます。せっかくの18きっぷなので、静岡駅で途中下車することに。

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南口にあった東照宮。さすが徳川家康の御膝元です。駅や周辺には静岡おでんのお店が多数ありました。北口は政令指定都市なだけあってビルや商業施設が建ち並んでいました。

静岡駅から浜松行きに乗り浜松へ。静岡の長さを実感する区間です。安倍川の大きな川を渡ったあとは、住宅地と山と茶畑の風景が続きます。実は前に進んでいなくて同じところを繰り返し走っていたとしても気づかないと思いますw大井川と天竜川を渡り、浜松に到着。浜松も政令指定都市であり、こちらも大きなビルと商業施設が目立ちます。浜松駅でも途中下車してみます。

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浜松駅北口。花博が開催されたことにちなんだ展示がされています。浜松はうなぎと餃子のお店が多くみられました。

浜松駅から豊橋行きに乗って豊橋へ。長かった静岡県を超えたご褒美かのように、浜名湖と太平洋を見渡すことができます。浜名湖の大きさに驚きました。ほぼ海ですw

豊橋駅から新快速大垣行きに乗り換え大垣へ。新快速の車内は特急のような座席で、通過駅も多く非常に快適です。普通列車では一番乗り心地が良いのではないでしょうか。さすがに名古屋が近づくとほぼ満員になり立っているのは大変ですが…豊橋を出た電車は、遠くに商業施設と渥美湾を眺めながら、田園地帯へと入っていきます。郊外の住宅地から、だんだんマンションやビルが増え名古屋駅へ。多くの路線が乗り入れる名古屋駅では、様々な電車を見ることができます。駅周辺も高層ビルが建つなど大都会ですが、中心地は名古屋駅とは離れているためここからはあまり名古屋らしさは感じません。きしめん赤福のお店は名古屋らしかったですがw名古屋は人があまりにも多かったため降りず、このまま岐阜へと向かうことにします。名古屋を出るとすぐに住宅地となり、木曽川を超えて岐阜に入ります。岐阜で途中下車することにします。

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岐阜駅前の織田信長像!天下人なだけあって高いところに立っています。そして金色ですw「美濃を制すものは天下を制す」と言われ、戦国時代の要所であった岐阜。今は名古屋に向かう人が多く、駅前の商店街は雨ということもあって寂しい感じでした…14時をすぎ、電車に乗ってばかりだったのでお昼ご飯を食べることにします。

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宮本むなしのおろしハンバーグ定食!本当は岐阜の名物を食べたかったのですが、駅前で見つけたお店が寿がきやとここだったので、宮本むなしにしましたw関東にはないチェーン店なので、その土地ならではということでは間違ってはいませんwそれに中部地区ということで、お味噌汁が赤だしです!こういうサービスはうれしいです。お腹もすいていたのでご飯をおかわりもして、あっという間に食べきりましたw

途中下車などで予定より時間がかかってしまったため、岐阜からは急いで岡山へ向かいます。岐阜駅から大垣行きに乗って大垣駅へ。長良川揖斐川の大きな川を連続で渡るのは、東海地方の自然の醍醐味を感じます。

大垣駅で乗り換え米原駅へ。大垣駅では樽見鉄道のホームと電車が哀愁を漂わせます。いつか乗ってみたい。大垣駅を出ると、山間部を通り東海と関西の境目を超えて行きます。合間に広がる関ヶ原は、かつて天下を分けるほどの合戦があった場所とは思えないほど平和な田園風景が広がっていました。滋賀の名山、伊吹山の麓を過ぎ、米原駅へ。

米原駅で新快速姫路行きに乗り換えます。ここからはJR西日本の車両となり、こちらも乗り心地が良いです。米原駅を出て田園風景を抜け、住宅地が増えてきて大津へ。山を二つ越えて、京都駅に到着。京都では多くの乗客が入れ替わります。京都駅を出ると、再び住宅地を走り、マンション群や大山崎の山肌を抜けて淀川を渡ります。淀川を渡ると大阪駅に到着。ここでもほとんどの乗客が入れ替わります。大阪のビル群を抜け、しばらく住宅地が続き、三ノ宮へ。三ノ宮付近ではビルや商業施設の後ろに、六甲の山々も見ることができます。三ノ宮を出てしばらく走ると、左手に大阪湾と明石海峡が。沿線の雰囲気はあっという間にリゾート住宅地のように変わります。車窓から大きな明石海峡大橋を見ることもでき、絶景です。さらに住宅地を走って姫路へ到着。滋賀県草津から姫路まで続く街並みは、関西都市圏の大きさを感じます。それでいて各都市がそれぞれの特徴を持っているのが面白いところです。

姫路で播州赤穂駅行きに乗り換え、播州赤穂へ。岡山へ行くには山陽本線赤穂線の二通りあり、通常は山陽本線のほうが本数も多く早いのですが、ちょうど赤穂線のほうが早く着く時間帯だったため赤穂線経由で向かいます。姫路駅の在来線ホームからは姫路城は見えず、姫路駅を出発すると住宅地から田園風景へと変わっていきます。相生駅山陽本線と分かれ、赤穂線に入ります。播州赤穂で三原行きに乗り換え岡山へ。赤穂線は山間部と海沿いを走り、瀬戸内の漁師町を眺めることができます。周辺はカキが名産だそうなので、食べに来たいw西大寺駅からは乗客も多くなり、岡山の住宅街が見えるようになります。東岡山駅で再び山陽本線と合流し、旭川を渡りながら岡山の市街地を眺め、岡山駅へ。岡山県の中心であり、四国や山陰への玄関口でもある岡山駅は多くの人でにぎわっています。岡山駅に到着したのは21:06で、横浜から700Km、14時間半の電車の旅でした。

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夜の岡山駅はにぎやかです。

ホテルにチェックインし、夜ご飯を食べに街へ。22時になっていたので空いているお店は少なく、通りすがりで見つけた焼肉屋さん「巨城里 磨屋町店」さんで焼肉を食べることに。

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肉!

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肉!!

タン塩やカルビをビールで流し込む…最高です。疲れた身体(座っていただけですがw)にしみわたります。

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ビビンバ!巨城里さんは最初に頼んだキムチがめちゃくちゃおいしくて、良い焼肉屋さんだと確信しましたw確信どおり、お肉もタレもビビンバも非常においしかったです。たまたま見つけたお店でしたが入ってよかった!岡山で焼肉が食べたくなったら、また訪れたいと思います。

ホテルに帰り、焼肉で疲れが取れたため遅くまでアニメを観て就寝。岡山はテレビ東京系列のテレビせとうちが映るのでアニメが観れるのですwしかし長距離移動は意外としんどかったのか、目を瞑ったらすぐに眠りに落ちてしまいました…

 

2日目へ続く…