サンライズ瀬戸 乗車記(春の瀬戸内旅行3日目・4日目)
岡山駅からは、サンライズ瀬戸に乗車して横浜駅に向かいます。初めて寝台特急に乗ります!
岡山駅の電光掲示板!サンライズ瀬戸・出雲の文字が。もうこの時点でワクワクしてますw
22:22、サンライズ瀬戸が到着です!綺麗な二階建て車両です。
方向幕!
入口!光が柔らかいです。まるでホテル!東京駅に7:08に着くこともあってか、スーツを着た人も数人乗っていました。
通路!B寝台のシングルは両側に個室が並びます。
B寝台シングル個室!小さ目の部屋ながら足を延ばしてゆったりと寝ることができます。ベッドもそんなに固くなく、ストレスを感じずに寝ることができます。
掛け布団と枕、寝間着、スリッパが用意されています!ありがたい!
小さなテーブルもあり結構快適です!
コップもあります!ありがたい!
車内のご案内。
NHKFMを聞くこともできます!アラーム付き時計もあり、ホテルみたいです。コンセントもあります。
2階からの車窓!高くて窓が大きいので外が見渡せます。
寝ながら星空を見ることもできます!この窓のおかげで狭さを感じません。
ビールとおつまみとあおいちゃん!サンライズ号は車内販売がないので、食べ物を持ち込まないと目的地まで何も食べることができないので注意が必要です。飲み物は自販機があるので一応大丈夫です。
岡山駅で売っていた半額弁当!半額だったのと、目的地まで何も食べ物が買えない恐怖心からつい買いすぎてしまいましたw
岡山の地酒、かもみどり!部屋が居酒屋と化していますw
岡山駅を出発したサンライズ瀬戸は、前を走る電車に合わせて加速と減速を繰り返しながら、山の中を走ります。山を越えて、姫路駅に到着。姫路駅でも数人が乗車していました。
すごくぶれてますが、明石市立天文科学館!日本標準時子午線の真上です。ちょうど0時頃に通過するので、本物の0時を体感することができます。
明石を通過して十数分で三ノ宮駅に到着。0時を過ぎているため、街の灯りも消え始め、お店もシャッターが下りているところが多く見られるようになります。ホームには帰宅の途に就く人々が見えます。
三ノ宮駅を出発すると、阪急の回送電車と並走。
大阪の街の中を走ります。
0:34に大阪駅を出発。大阪駅発の最終電車より後に発車するため、ホームはサンライズ瀬戸を利用する人だけでした。夜行バスや新幹線より遅く出発し、東京駅に新幹線の始発よりも1時間以上早く到着するため、たくさんの人が乗車しました。個室の稼働率も一気に上がります。
1時くらいに営業を終えた京都駅を通過。京都駅の構内に車が入るというレアな光景を見ることができましたw
京都駅から寝静まる住宅街を抜け、米原駅で停車。ただし乗客の乗降はありません。その後、名古屋、豊橋、浜松でも運転停車をします。興奮で眠りが浅いためか、停車するたびに目が覚めて無人のホームを眺めていましたw
静岡駅で大阪を過ぎて初めての乗客の乗降ありの停車。数人が降り、数人が乗車しました。4時代の出発ですが、静岡から東京に向かう人にも需要があるようです。
由比を過ぎたあたりで再び目が覚め、うっすらと明るくなってきた空をぼんやりと眺めます。
すると、富士川に差し掛かるカーブを曲がったところで富士山が!
空が明るくなるにつれ、富士山の全体像が見えてきます!
東海道線の夜汽車(電車)に揺られながら富士山を眺める、最高です。
富士、沼津、熱海と停車し、小田原へ。おそらく熱海から小田原の間では、反対側の車窓からは相模湾からの朝日が見えるはずです。
仕方がないので空を見上げながら寝ていましたw
小田原駅からの各駅では通勤ラッシュの様子が見えます。
朝の酒匂川!隣の東海道新幹線はまだ走っていません。
大船駅では観音様がお出迎え!
横浜駅には6:44に到着、岡山駅から8時間10分の旅でした。横浜駅からでもゴロンとシートの乗車券を支払えば、東京駅まで寝ながら通勤できるのでしょうかw
夜の中を電車に揺られながら過ごすという非日常感がとても楽しく、富士山が見えたときには興奮するなど、大満足の旅でした。寝台列車がなくなりつつありますが、サンライズ号はぜひ残してほしいし、また寝台列車の旅に出たいです。できれば広島までのサンライズゆめ号や大阪までの銀河にも復活してほしい!w
おしまい