響け!ユーフォニアム聖地巡礼・大吉山(滋賀・京都旅行2日目) その6
さわらびの道を大吉山に向かって進みます。
宇治上神社!本殿は日本最古の神社建築です。
この丸い石のところを久美子はショートカットするのですが、麗奈は石に沿って歩いていたのが印象に残ってますw大胆な行動を取りながらも、きちんと次の日の授業のことも考えて行動している麗奈の真面目な一面が表れているのでしょうか。
いよいよ大吉山の入り口です。
仏徳山というそうです。
何も調べずに行ったので、天覧山くらいの山だろうと思っていました。休憩所なんていらないだろう、と…しかし…
一個目のカーブ。いくつものカーブを曲がり…
木々の中を通り…
この辺りになると天覧山とまったく違うことに気付き、登頂できるのか不安になりますw
このカーブが最後だろうと信じながら登り続け…
まだカーブが続くwそれを繰り返し…
ついに展望台が!
しかし展望台は中腹にあるようで、山頂はまだ上にあるようです。ここまできたらせっかくなので頂上を目指してみますw
程なくして頂上に到着。
周りは木に囲まれていて景色は見えません…登山道は別の山へと続いているようです。
大吉山の標高は131mで天覧山の197mよりは低いのですが、高低差が全然違いましたw
戻って展望台へ。
登山の疲れが吹き飛ぶくらいの絶景でした…感動で言葉が出ません。宇治の街を一望できる眺望と、麗奈と久美子と同じ景色を見ているという興奮。夜に麗奈と登った久美子はさらなる絶景に感じたと思います。
昔は巨椋池も一望できたのかもしれません。
私が一番大好きで、京アニのすべてを詰め込んだような、ユーフォを決定的に名作とした1期8話。その舞台に訪れることができた感動は一生忘れることはありません。
その7へつづく…
響け!ユーフォニアム聖地巡礼・宇治神社・さわらびの道(滋賀・京都旅行2日目) その5
宇治神社鳥居!ユーフォでもおなじみの場所です。
うさぎが描かれたプレートが!
その昔、応神天皇が菟道稚郎子命を皇嗣と定められたのですが、菟道稚郎子命は儒教の思想から、御兄である大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)に皇位に即かれるようにと勧められたそうです。しかし、大鷦鷯尊はなるべく若い者が嗣いだほうが一代が長く続き、繁栄するという日本的な思想であったため、お互いに皇位の譲り合いが続いたそうです。そこで菟道稚郎子命は宮居を宇治神社の辺りに移され、皇位を早く定めるために自害せされ、兄宮に皇位を譲られたとされています。宇治神社は、菟道稚郎子命の死後にその神霊を祀ったのが始まりだそうです。
そして、宇治は兎と縁の深い街でもあります。菟道稚郎子命が宇治に住まいを定められ、河内の国より向かわれる途中に道に迷われてしまうのですが、そこに一羽の兎が現れました。兎は振り返りながら菟道稚郎子命を先導したことから「みかえり兎」と言われ、神様のお使いとされています。そのため、特に宇治神社の周辺ではうさぎにまつわるものを多数みかけることができます。
手水舎にもうさぎが!
ユーフォにも登場します。
境内から鳥居側。ユーフォニアムを背負う久美子の姿が見えますw
さわらびの道に出て大吉山に向かいます。
響け!ユーフォニアム1期第8話「おまつりトライアングル」では、宇治神社で待ち合わせをした麗奈と久美子がそれぞれの楽器を持って大吉山へと登ります。ちなみに、宇治神社のみかえり兎は正しい道へ導く神の使いとされています。麗奈の後をついていった久美子も、それまで苦手としていた麗奈とこの大吉山での「特別」な経験をすることで、ユーフォニアムや吹奏楽と真剣に向き合う道へと進んでいきます。もしかしたら久美子にとって麗奈は、雪女というよりは、みかえり兎だったのかもしれません。一方で麗奈も久美子の存在によって、その正しさを突き進む強さを貫きます。麗奈にとっては久美子もまた、みかえり兎のような存在だったのかもしれません。1期第8話のあまりにも美しいストーリーにおいて、宇治神社から大吉山への道はその美しさと尊さを惹き出すには十分すぎる舞台だと思いました。
その6へつづく…
響け!ユーフォニアム聖地巡礼・宇治・朝霧橋東詰(滋賀・京都旅行2日目) その4
高校から歩いて京阪宇治駅へ向かいます。
結構距離があるので、ひたすら歩きます。
名古屋方面と大阪を結ぶ大動脈のひとつ、京滋バイパスを超えていきます。
宇治駅の周辺になると、見たことのある一気に見たことのある風景になります!
駅周辺はどこを撮ってもユーフォの世界に出てくる風景になりそうですwユーフォを観てからずっと憧れていた宇治の街に来ることができ、テンションが上がってたくさん撮りまくってしまいました。
まずは宇治神社や大吉山を目指します。宇治という世界を感じ取ることができる道を歩いていきます。途中にある自販機も、宇治茶が売っていたりと宇治づくしです!
宇治神社船着場!
台風で増水していて川沿いの道まで浸水しそうになっていましたw
宇治川沿いの道。
鮮やかな朝霧橋!宇治神社と塔の島・橘島を結びます。
宇治十帖モニュメント!源氏物語「宇治十帖」の匂宮と浮舟が小舟で宇治川へ漕ぎ出すところを描いたモニュメントです。源氏物語のファンと思われる方が熱心に写真を撮られていました。源氏物語という日本の頂点に立つ作品の聖地である宇治。千年という時と空気を肌で感じることができます。
光源氏という名前の椿が植えられています。
朝霧橋入口。増水のため、さすがに通行止めになっていましたw
その5へつづく…