美夜島から見た風景

アニメや漫画の感想や、アニメの聖地巡礼、旅行記、居酒屋探訪などを記した雑記帳。

ろんぐらいだぁす!聖地巡礼・境川サイクリングロード

ろんぐらいだぁす!の再放送が始まったので、この機会に第1話と第5話の舞台となった「境川サイクリングロード」を巡ってみました。

境川サイクリングロードは、神奈川県大和市国道246号線大和橋から藤沢市国道134号線松波交差点を結ぶ「神奈川県道451号藤沢大和自転車道線」の通称です。中でも、大和橋から藤沢市の中心部付近までは境川に沿って自転車道が整備されていて、町田市や神奈川中部から江ノ島への自転車でのアクセスに大変便利です。今回は、大和橋よりさらに北にあり「ろんぐらいだぁす!」第1話のスタート地点でもある境川水道橋からスタートします。境川水道橋は、東急田園都市線南町田駅つきみ野駅が最寄り駅で、つきみ野駅は第5話のスタート地点にもなっています。

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境川水道橋!横浜水道が境川を跨いでいる境川水道橋ですが、横浜水道は明治20年に完成した日本最初の近代水道で、横浜を支えている水路のひとつです。横浜水道道相模原市津久井湖から横浜市の野毛山まで続いています。

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東急田園都市線がすぐそばを走っています。電車からは、長津田方面からつきみ野駅に向かう途中に見ることができます。

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第1話と同じく、境川水道橋をスタートして南に向かいます。
住宅街を少し進むと、国道246号線に出ます。境川沿いの道は国道246号線を渡ることはできないので、瀬谷入口交差点を渡って反対側へ。瀬谷交差点からすぐのところに大和橋があり、ここが境川サイクリングロードの始点となります。西岸が自転車道として整備されています。

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国道1号線までの距離が書かれた標識!境川サイクリングロードは全長24.5kmあり、途中からは海までの距離が書かれた標識も登場します。
東名高速道路をくぐり、ちょっとした田園地帯や雑木林を抜け、相鉄線の線路へ。この辺りは自転車道が整備されていないので少し迂回が必要です。相鉄線をくぐると住宅街の中を通ります。バスも通っていて、車や自転車の交通量も多くなります。中原街道を渡ると田園風景が多くなり、住宅街と田園風景を繰り返しながら南下していきます。東海道新幹線の下を通るときにちょうど新幹線が通過したのですが、かなりのスピードと音で迫力がありましたw

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こうした感じの自転車道が続いていきます。

 

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湘南台付近にある今田越流堤橋!自転車道専用の橋で、今田遊水地と境川の間を通ります。ろんぐらいだぁす!第1話にも出てきた後ろに見える高速道路のような橋は、相鉄いずみ野線(奥側)と、横浜市営地下鉄ブルーライン(手前側)の橋でした。

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今田遊水地!この辺りは境川遊水地公園として整備されていて、サギやカワセミ、キジといった野鳥を見ることができるスポットとなっています。

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少し進むと柱が斜めになった橋が!

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真横から見るとすごく斜めですw鷺舞橋という橋で、境川遊水地公園内にある歩行者と自転車専用の橋です。公園内にあるので日中しか渡ることができません。

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鷺舞橋の袂には自動販売機やベンチ、トイレが整備された今田休憩所があります。境川サイクリングロードでは唯一まともに整備された休憩所であるため、サイクリングに訪れた多くの方が休まれていました。

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藤沢大和自転車道の案内図。国道1号線より先は境川と別のルートをとって相模湾へと至ります。

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少し進むと、倉田亜美ちゃんがハンガーノック状態になった場所が!

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座り込んでいた階段は草が生い茂っています。柵には自転車のマークが!かわいい。奥には俣野公園が見えます。

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雛子ちゃんと弥生さんが来た方向(亜美ちゃんたちと同じく、つきみ野方面から来ています)。この場所は神奈川県道403号線から少し北西に入ったところにあります。飯田牧場にも近いです。頻繁に自転車に乗っている方が通っているので、アニメのようにハンガーノックになって誰かに助けてもらうという描写があっても不思議ではありません。その中で同じ大学の雛子ちゃんと弥生さんに出逢えたのは奇跡に近いですがw

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アニメには描かれていませんが、この地点からは横浜薬科大学のビルが近くに見えます。湘南台など結構離れたところからも見える大きな特徴のあるビルです。

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神奈川県道403号線をくぐると、本格的な田園風景が広がります。

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黄金色に輝く田園地帯の中、遠くまで続く鉄塔と自転車道。個人的には境川サイクリングロードの中で一番の絶景ポイントです。ここまでの疲れも吹き飛びますw

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飯田牧場!残念ながら休業中だったので、外側から写真だけ…ジェラートを食べる亜美ちゃんたちが見えます(血涙)
第1話では県道403号線のところで亜美ちゃんと雛子ちゃんは別れてますが、雛子ちゃんたちは江ノ島方面へと向かっていきます。夕方だったけど無事江ノ島に着けたのでしょうか?

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田んぼの中にも野鳥たちが!

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境川水路橋!この橋も境川水道橋と同じく、水道が通っています。境川水路橋の水道は、寒川町の相模川から横浜市の小雀浄水場までを結んでいるそうです。川沿いを通るときは、様々な橋の形も楽しめます。
少し進むと、田園地帯が終わり藤沢市の住宅街へと入ります。国道1号線で藤沢大和自転車道境川とはお別れになりますが、境川沿いの自転車道は国道467号線付近まで続きます。

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遊行寺橋!かつて大名たちが渡り、歌川広重東海道五十三次にも描かれている橋です。江ノ島の入口となっていた場所でもあります。ろんぐらいだぁす!第5話ではこの辺りから国道467号線を通って江ノ島に向かっています。

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境川の河口と江ノ島!町田市北西部から相模原市、町田市街地、横浜市大和市藤沢市と流れてきた境川は、片瀬海岸で相模湾へと流れ込みます。ずっと境川と共に走ってきた自転車旅の終着点には文句のない場所です。
境川は暴れ川で、治水が大変だったそうです。今でも曲がりくねった川の形がその面影を残し、東京都と神奈川県の都県境を複雑にする原因にもなっています。そんな暴れ川が山を削り海に流れたおかげか、境川サイクリングロードはほぼ平坦で快適に走ることができます。田園風景や江ノ島など、風景も気軽に楽しむことができる初心者でも安心な自転車道でした。

響け!ユーフォニアム聖地巡礼・大吉山(滋賀・京都旅行2日目) その6

さわらびの道を大吉山に向かって進みます。

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宇治上神社!本殿は日本最古の神社建築です。

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この丸い石のところを久美子はショートカットするのですが、麗奈は石に沿って歩いていたのが印象に残ってますw大胆な行動を取りながらも、きちんと次の日の授業のことも考えて行動している麗奈の真面目な一面が表れているのでしょうか。

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いよいよ大吉山の入り口です。

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仏徳山というそうです。

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何も調べずに行ったので、天覧山くらいの山だろうと思っていました。休憩所なんていらないだろう、と…しかし…

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一個目のカーブ。いくつものカーブを曲がり…

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木々の中を通り…

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この辺りになると天覧山とまったく違うことに気付き、登頂できるのか不安になりますw

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このカーブが最後だろうと信じながら登り続け…

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まだカーブが続くwそれを繰り返し…

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ついに展望台が!

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しかし展望台は中腹にあるようで、山頂はまだ上にあるようです。ここまできたらせっかくなので頂上を目指してみますw

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程なくして頂上に到着。

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周りは木に囲まれていて景色は見えません…登山道は別の山へと続いているようです。

大吉山の標高は131mで天覧山の197mよりは低いのですが、高低差が全然違いましたw

戻って展望台へ。

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登山の疲れが吹き飛ぶくらいの絶景でした…感動で言葉が出ません。宇治の街を一望できる眺望と、麗奈と久美子と同じ景色を見ているという興奮。夜に麗奈と登った久美子はさらなる絶景に感じたと思います。

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十三重石塔平等院を見ることもできます!

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昔は巨椋池も一望できたのかもしれません。

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私が一番大好きで、京アニのすべてを詰め込んだような、ユーフォを決定的に名作とした1期8話。その舞台に訪れることができた感動は一生忘れることはありません。

 

その7へつづく…

響け!ユーフォニアム聖地巡礼・宇治神社・さわらびの道(滋賀・京都旅行2日目) その5

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宇治神社船着場。すぐ後ろが宇治神社となります。

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宇治神社鳥居!ユーフォでもおなじみの場所です。

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うさぎが描かれたプレートが!

その昔、応神天皇菟道稚郎子命を皇嗣と定められたのですが、菟道稚郎子命儒教の思想から、御兄である大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)に皇位に即かれるようにと勧められたそうです。しかし、大鷦鷯尊はなるべく若い者が嗣いだほうが一代が長く続き、繁栄するという日本的な思想であったため、お互いに皇位の譲り合いが続いたそうです。そこで菟道稚郎子命は宮居を宇治神社の辺りに移され、皇位を早く定めるために自害せされ、兄宮に皇位を譲られたとされています。宇治神社は、菟道稚郎子命の死後にその神霊を祀ったのが始まりだそうです。

そして、宇治は兎と縁の深い街でもあります。菟道稚郎子命が宇治に住まいを定められ、河内の国より向かわれる途中に道に迷われてしまうのですが、そこに一羽の兎が現れました。兎は振り返りながら菟道稚郎子命を先導したことから「みかえり兎」と言われ、神様のお使いとされています。そのため、特に宇治神社の周辺ではうさぎにまつわるものを多数みかけることができます。

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手水舎にもうさぎが!

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ユーフォにも登場します。

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境内から鳥居側。ユーフォニアムを背負う久美子の姿が見えますw

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さわらびの道に出て大吉山に向かいます。

響け!ユーフォニアム1期第8話「おまつりトライアングル」では、宇治神社で待ち合わせをした麗奈と久美子がそれぞれの楽器を持って大吉山へと登ります。ちなみに、宇治神社のみかえり兎は正しい道へ導く神の使いとされています。麗奈の後をついていった久美子も、それまで苦手としていた麗奈とこの大吉山での「特別」な経験をすることで、ユーフォニアム吹奏楽と真剣に向き合う道へと進んでいきます。もしかしたら久美子にとって麗奈は、雪女というよりは、みかえり兎だったのかもしれません。一方で麗奈も久美子の存在によって、その正しさを突き進む強さを貫きます。麗奈にとっては久美子もまた、みかえり兎のような存在だったのかもしれません。1期第8話のあまりにも美しいストーリーにおいて、宇治神社から大吉山への道はその美しさと尊さを惹き出すには十分すぎる舞台だと思いました。

 

その6へつづく…